京都大学大学院工学研究科原子核工学専攻
核材料工学研究室


水素の表面被服と反射
 加速器分析法を併用して、反射の程度(粒子反射係数)と表面を覆っている水素の量(表面被覆率)との関係を調べました。図に示すように金属の種類によらず、両者はよい相関を示しました。このことから、低エネルギー水素原子の反射は、固体表面を覆っている水素の割合に依存することが分かりました。定量的な測定はしていませんが、ガラスや黒鉛などの非金属についても同様の傾向を示す実験結果が得られています。




固体を覆っている重水素の被覆率と重水素原子の反射係数との関係

水素原子プローブの開発


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